100円ショップのダイソーでは、その手軽さと価格から様々な趣味のアイテムが充実しています。特に釣具コーナーの品揃えは目覚ましく、初心者からベテランまで注目を集めています。そんなダイソー釣具の中でも身近な存在である「アミエビ」。今回はこの手頃なアミエビを釣りに活用するための13の方法を解説。あなたの釣果アップに繋がるヒントが満載です。
- ダイソーのアミエビの特徴と保存方法
- 釣りでの具体的な活用シーン
- 他社製アミエビとの違いや比較
- 価格や入手方法に関する情報
ダイソーのアミエビとは?その特性を知る

釣りの定番エサであるアミエビ。ダイソーで販売されているアミエビは、常温で保存できるのが大きな特徴です。一般的にアミエビは冷凍保存が主流ですが、ダイソーのアミエビは常温で保管できるため、釣行の際にクーラーボックスの場所を取らず、手軽に持ち運べるのが魅力です。
形状としては、エビの形がそのまま残っている「つぶあり」タイプではなく、細かく潰されたような「つぶなし」タイプとなっています。250g入りのパックで、価格は220円(税込)程度で販売されています。
従来のアミエビと比較すると、冷凍タイプは釣行前に解凍する手間がかかるのに対し、ダイソーのアミエビはそのまますぐに使えるのが利点です。また、マルキューの「アミ姫」のような他の常温保存可能なアミエビ製品と比較すると、ダイソーのものは粒が残っていないため、表層付近に漂いやすい傾向があるという声もあります。しかし、その手軽さと価格は、初心者やちょっとした釣りに最適と言えるでしょう。
ダイソーのアミエビを釣りに活用する13の方法

1: 定番のサビキ釣りで小魚ゲット
アミエビといえば、やはりサビキ釣りの定番の撒き餌です。アジ、サバ、イワシといった小魚の群れを寄せる効果は抜群で、堤防や漁港でのファミリーフィッシングにも最適です。サビキ釣りには、大きく分けて下カゴ、上カゴ、投げサビキ、トリックサビキといった種類があり、いずれの釣り方でもアミエビは魚を誘う重要な役割を果たします。特に初心者には、扱いやすい下カゴ式のサビキ釣りがおすすめです。
2: ブラクリ釣りのお供に
根魚を狙うブラクリ釣りでも、アミエビは集魚効果を発揮します。ブラクリ釣りでは、仕掛けを海底の岩の隙間や穴に落として魚を誘いますが、アミエビの匂いが魚を誘い出す手助けとなります。ダイソーでは「Hitくんイカ」というブラクリ釣りに適した常温保存エサも販売されていますが 、アミエビも補助的な撒き餌として活用できます。ブラクリ釣りでは、エサが針から外れないようにしっかりと付けるのがポイントです。
3: 胴突き釣りで多様な魚種を狙う
複数の針を海底付近に落として様々な魚種を狙う胴突き釣りでも、アミエビは有効です。カワハギ、カサゴ、メバル、ソイ、ハゼといった堤防から狙える魚はもちろん、クロダイやメジナ、アジ、サバ、シロギスなども、アミエビで寄せることができます。胴突き釣りでは、アオイソメやオキアミなどが定番のエサですが、アミエビを撒き餌として併用することで、より多くの魚種を狙える可能性があります。
4: 配合エサに混ぜて集魚力アップ
ダイソーのアミエビは、市販の配合エサに混ぜて使うことで、集魚力をさらに高めることができます。特に、マルキユーの「アジパワー」や「アジジャンボ」といった集魚剤と混ぜ合わせることで、より広範囲の魚にアピールすることが期待できます。アミエビと集魚剤をしっかりと混ぜ合わせるのがポイントで、これにより、撒き餌の効果を最大限に引き出すことができます。
5: 初心者や手軽に釣りをしたい人に最適
常温保存が可能で、解凍の手間もないダイソーのアミエビは、釣りを始めたばかりの初心者や、手軽に釣りを楽しみたい人にぴったりの選択肢です。特別な準備が不要で、すぐに釣り場に持って行けるため、思い立った時にすぐに釣りが楽しめます。
6: いざという時のための予備エサとして
メインのエサがなくなってしまった時のために、ダイソーのアミエビを予備として持っておくと安心です。常温で長期間保存できるため、タックルボックスに忍ばせておけば、いざという時に役立ちます。ただし、他のアミエビと比較すると釣果が落ちる可能性も考慮しておきましょう。
7: アジやサバを引き寄せる定番の誘引剤
アミエビは、アジやサバといった回遊魚を効果的に引き寄せることで知られています。サビキ釣りはもちろん、他の釣り方でも、アミエビを撒くことでこれらの魚の食いを促すことができます。特に、冬場の水温が低い時期には、アジやイワシ、サバは水温の高い深場にいることが多いため、投げサビキなどで沖を狙う際にアミエビは重要な役割を果たします。
8: 色々な釣りに試して新たな可能性を発見
ダイソーのアミエビは安価なので、普段あまり使わないような釣り方で試してみるのも面白いかもしれません。例えば、ルアー釣りのポイントに少し撒いてみるなど、意外な魚が釣れる可能性も。色々な釣りに挑戦することで、アミエビの新たな可能性を発見できるかもしれません。
9: 市販の集魚剤と組み合わせてさらに効果アップ
ダイソーのアミエビに、さらに市販の魚用集魚剤や匂い付け剤を加えてみるのも効果的です。これにより、アミエビの匂いをさらに強調したり、特定の魚が好む匂いを付加したりすることができます。集魚剤には粉末タイプや液体タイプなど様々な種類があるので、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。
10: 赤色が視覚的なアピールに
ダイソーのアミエビは、粒状ではありませんが、赤みを帯びた色をしています。この色が、特に濁りのある状況下で魚にとって視覚的なアピールとなり、食いを誘う可能性があります。トリックサビキの針の色でも、昼間は朱塗りが推奨されていることからも、魚は色を認識していると考えられます。
11: 練習用のエサとしてコストを抑える
釣りを始めたばかりの人が、キャスティングや仕掛けの扱いに慣れるための練習用エサとして、安価なダイソーのアミエビは最適です。高価なエサを無駄にする心配が少ないため、安心して釣りの練習に集中できます。
12: 他のダイソー釣具と組み合わせてみる
ダイソーには、アミエビ以外にも様々な種類の釣具が揃っています。「Hitくんイカ」のような他の常温保存エサと組み合わせて使うことで、より多くの魚種を狙えるかもしれません。
13: 釣果アップの隠し玉にキラキラをプラス

アミエビにバーミキュライトを混ぜることで、視覚的なアピールをさらに高めることができます。バーミキュライトにはキラキラした蛭石(ひるいし)という鉱物が入っているので、魚が光に反応しやすい状況下では、効果を発揮する可能性があります。こちらもダイソーの園芸コーナーで手に入りますよ。
ダイソーのアミエビの評判・注意点・他社商品との比較など

ダイソーのアミエビを最大限に活かすためのヒント
ダイソーのアミエビをより効果的に使うためには、いくつかのポイントがあります。常温保存とはいえ、特に暑い時期にはできるだけ涼しい場所に保管しましょう。また、アミエビを撒く際には、専用の撒き餌容器を利用すると、手を汚さずに済みます。他の集魚材と混ぜる場合は、しっかりと均一になるように混ぜ合わせることが重要です。撒き餌の量も、魚の活性や水温によって調整すると良いでしょう。
知っておきたいダイソーアミエビの注意点
手軽なダイソーのアミエビですが、いくつかの注意点もあります。まず、「つぶなし」タイプであるため、オキアミを好む魚にはアピール力が劣る可能性があります。また、匂いも全くないわけではないため、気になる人は注意が必要です。釣行時間が長い場合や、大人数で釣りをする場合は、量が少ないと感じるかもしれません。1つで30分ほど遊ぶことができます。
アングラーの声:ダイソーアミエビの評判
実際にダイソーのアミエビを使ったアングラーからは、様々な声が聞かれます。ダイソーのサビキ仕掛けと組み合わせて魚を釣ったという報告や、ダイソーの釣具全般を使って釣りを楽しんだという声もあります。価格の手頃さから、気軽に試せる点が評価されているようです。
ダイソーアミエビ vs ライバル製品
ダイソーのアミエビと、他の常温保存可能なアミエビ製品を比較してみましょう。
製品 | タイプ | 内容量 | 価格 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|
アミエビ(ダイソー ) | つぶなし | 250g | ¥220 | 常温保存 |
アミ姫(マルキュー) | つぶあり | 600g | 約¥450~¥750 | 常温保存、フルーティーな香り |
サビキ君(マルキュー) | つぶなし | 1000g | 約¥430~¥1200 | 常温保存 |
サビキ三昧(浜市) | つぶあり | 800g | 約¥600 | 常温保存 |
ダイソーのアミエビは、他の製品と比較して量が少ないものの、価格が非常に手頃であることがわかります。手軽に試したい場合や、短時間の釣りには最適な選択肢と言えるでしょう。
ダイソーアミエビの保管方法と取り扱い
ダイソーのアミエビは常温保存が可能ですが、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。開封後は、しっかりと密封して保存するのがおすすめです。アミエビの匂いや汚れが気になる場合は、使い捨てのビニール手袋を使用したり、アミエビを直接触らないように工夫すると良いでしょう。釣行後には、しっかりと手や使用した道具を洗い、匂いが気になる場合は消臭スプレーなどを活用しましょう。
ダイソーのアミエビはどこで手に入る?
ダイソーのアミエビは、全国のダイソー店舗の釣具コーナーで販売されています。店舗によっては品切れの場合もあるため、事前にダイソーの公式アプリで在庫を確認するのがおすすめです。アプリでは、店舗ごとの在庫状況や取り扱い商品を確認できます。ただし、店舗によってはアプリの在庫検索対象外となっている場合もあるので注意が必要です。
>>>>DAISO公式
ダイソーのアミエビが持つ特性と活用法まとめ
- 常温保存が可能でクーラーボックス不要
- 冷凍解凍の手間がなく手軽に使える
- 価格は約220円で初心者にも試しやすい
- 内容量は250gで短時間釣行向け
- 粒が潰れている「つぶなし」タイプ
- サビキ釣りでの定番撒き餌として有効
- 根魚を狙うブラクリ釣りでも集魚効果がある
- 胴突き釣りで多魚種を狙える補助エサとなる
- 市販の配合エサと混ぜて集魚力を強化できる